トピックス
 
帝京大学ラグビー部メディカルスタッフとしての活動報告(2013.05)

 
 理学療法士の吉岡です。
 2005年より帝京大学のラグビー部のメディカルスタッフとして
お手伝いをさせて頂いております。
今回は院外での活動内容をこのトピックスで報告させて頂きます。
  
帝京大学ラグビー部メディカルスタッフとしての活動報告
 
 日野市にある帝京大学ラグビー部のクラブハウス、グラウンドや寮に
行き、 そこで選手の受傷後や手術後のリハビリ、インソールの作製や
調整を 行っています。
夏には合宿に帯同し、シーズン中は試合前に選手が宿泊するホテルで
コンディショニングを行ったりしています。
3月後半の新入生のメディカルチェックに始まり、春シーズンの試合、
夏合宿、9月からの公式戦、12月からの大学選手権、2月からの
日本選手権とあっと言う間に1シーズンが過ぎ、気付けば9年目になり
ました。
メディカルスタッフとして関って3年目に大学選手権ベスト4、4年目
で準優勝、5年目で初優勝、6年目で2連覇、7年目で過去の 同志社大に
並ぶ3連覇、8年目では前人未到の4連覇!と、 毎年進化していくチー
ムに携わり数え切れない程の貴重な 経験をさせて頂きました。
 
 選手が毎年替わる大学スポーツにおいて、 連続して優勝するというこ
とはとても難しいこととされています。
その証拠に名門早稲田大学、明治大学、関東学院大学でも 2連覇しかし
ていません。
帝京大学には学生寮やグラウンドやトレーニング施設の他、 コーチや
複数の常勤トレーナー、管理栄養士、鍼灸師、 理学療法士などのサポー
トといった恵まれた環境があります。
 
しかし、恵まれた環境があるだけでは、4連覇することはできません。
帝京大学が4連覇を達成できた要因は、選手ひとりひとりが作る文化であ
ると思います。
「下級生は成功した先輩の姿を見て、何をやるべきか、気付くのが早く
なっている」 「指導者が引っ張っていくのではなく、選手たちが引っ
張っていく文化が育っている」 という優勝後の岩出監督の言葉にもある
文化が、毎年進化し、継承されていることが 帝京大学の強さだと感じま
す。 日々のセルフケアを例にとっても、この9年間の中で、自発的に行
う選手がとても増え、前年のチームを超えるために選手ひとりひとりが
優勝チームに値する行動をとるという意識の変化を感じます。
 
 ラグビーはとても激しいコンタクトスポーツです。
日々の厳しいトレーニングやケアを行っていても、ケガをする時はしてし
まいます。
ケガをした選手は試合に出られなくなるだけではなく、場合によっては練
習も 休まざるを得なくなります。
そのため、日々の辛いトレーニングで作り上げた筋肉や体力が落ちてしま
うことで 精神的なダメージを抱えてしまったり、ケガが治っても復帰する
過程で痛みを 伴ったりします。
ケガから復帰するまでのリハビリを行う中で、 チームのために出来ること
は とても小さなことかもしれません。
しかし、少しでも早期に復帰できるように、精神面でのサポートや疼痛を
緩和するためのケアを通して、チームの力になれるよう自分自身も多くの
技術や知識を吸収して現場に活かして行きたいと思います。
また、スポーツ現場で得た経験をゆきひろ整形外科での臨床に還元して行
きます。
 
 昨シーズンのキャプテンの泉敬選手、バイスキャプテンの小野寛智選手
を はじめ144人の部員の方々、岩出監督、ヘッドトレーナーの大木さんを
はじめトレーナーの方々、コーチの方々、1年間お疲れ様でした。
今シーズンもよろしくお願いいたします。
また、スポーツ現場での仕事に対してご理解を頂いている齋藤院長、機会
を与えて下さった藤沢湘南台病院の福田先生、そして、ゆきひろ整形外科
のスタッフの協力に感謝いたします。
 
理学療法士 吉岡慶
 
 
 
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